9月18日対巨人 インセンティブ?
ヤクルト3‐4巨人(ヤクルト8勝:巨人16勝)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
巨人に連夜のサヨナラ負けです。
一昨日は元セットアッパーでリハビリ中?の清水でサヨナラ負け、昨日は延長12回守護神?田口が打たれてのサヨナラ負けです。
田口にとっては延長12回裏同点で、抑えても勝ちもセーブも付かないという極めてインセンティブの無い登板です。
チームはほぼほぼ5位確定で、どんなに頑張ってもクライマックスシリーズ出場はおろか4位に這い上がる可能性も限りなくゼロに近い(残り10試合で4位巨人とは12ゲーム差)、しかも5位から4位に上がってもそれがどうした、です。
チームとしては何のインセンティブも目指すものもありません。
田口にとっては来年以降の複数年契約も打診されているようですし、中日マルティネス・阪神岩崎と激しいセーブ王争いを演じていることがやる気の源です。(従ってセーブが付かないシーンでの登板は得てしてこうなりがちです)(中日マルティネスは負傷で今シーズンはもう登板しないという発表があり、また一歩タイトルに近づいたわけですが)
一方の巨人は試合開始前で3位のDeNAと2.5ゲーム差、残り11試合ですから、DeNAを逆転し3位に上がりクライマックスシリーズ進出も決して夢物語ではないわけです。このチームに何か目標があるかないか、というのは大きな違いです。
昨日はヤクルト山野・巨人グリフィンの両左腕の先発で5回までは淡々と0が続く展開でした。
2回にオスナが1アウトから二塁打を放ちましたが、サイン違いかグリフィンが投球動作に入る前に三盗を狙い憤死なんて、恥ずかしいシーンもありました。
試合は6回から動きます。ヤクルトの攻撃で四球やピッチャー松井のバント処理エラーもありノーアウト満塁の頂いたチャンスでした。このようなシーンに付け込めないところが今年のヤクルトの弱さというか現在のインセンティブの無いチームの雰囲気というか、です。村上の犠牲フライで1点先取し、二塁走者内山も判断良く三塁を陥れ、1アウト1・3塁という追加点マストのシーンで前の2打席三振のサンタナが二塁ゴロ併殺です。この方も来期の契約がほぼ決まりで同様にインセンティブがなくなっているのかもしれません。
6回の裏巨人3周り目の打順で、一昨日の吉村同様山野もつかまります。この回2失点で逆転されます。
ヤクルトは7回にオスナの本塁打で同点としますが、8回裏2‐2のシーンで新セットアッパー?の星が1失点。(2‐3)
9回には塩見の二塁打で同点、というシーソーゲームです。
そこから持久戦に入ります。ヤクルトは12回表3四球で1アウト満塁としますが10回にサンタナの代走で5番に入った赤羽が三振で追加点機をふいにします。ヤクルトの層の薄さが露呈です。
そしてその裏に田口が打たれて終戦です。
皆さんやる気がないといえば言い過ぎですが、やはり目標を失ったチームは個人成績を狙える選手や来期も契約してもらえるかボーダーの選手は除いてどうしても必死のプレーは見られなくなってしまいます。消化試合的な試合があと9試合続くのでしょうか。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています